組織が新しいテクノロジーやプロセスの変更に適応することは容易ではありません。利害関係者やエンドユーザーは、ITプロジェクトの運営方法にはほとんど関心がありません。知りたいのは、プロジェクトが自分たちの役割や業務遂行能力にどのように影響するかです。計画している改革に進捗の乱れや人心の離反が生じれば、それはプロジェクトの成功や業績改善に対するリスクとなります。しかし実際は、こうした問題への取り組みに対して汎用的あるいは一律的なアプローチが採用されることが非常に多く、それは的外れに終わりやすいのです。
現実には、課題もニーズも、利害関係者グループ、事業部門、そして地域ごとに異なっています。そうした相違を理解し、改革プランを個別事情に合わせて調整することで、関係グループが改革を抵抗なく受け入れられるように取り計らうことが、いかなる経営改革プログラムの成功にも必要不可欠です。
真のソリューション: アビームのアプローチ
従来のアプローチとは異なり、アビームは、チェンジマネジメントを経営改革イニシアティブの必須要素であると見なしています。アビームは、お客様の組織が変革を受け入れる準備をどの程度まで整えているかを評価し、テクノロジー主導の変革と業務ニーズに基づくプロジェクトの成功との間に生じたギャップの解消を図ります。アビームは、組織内のさまざまな集団が、プロジェクトの実施前、実施中、そして実施後を通じて、改革に深く関わり続けるように取り計らいます。利害関係者とエンドユーザーの知識や見解を広く共有し合います。地理的な相違にも配慮します。
■チェンジマネジメント
競争優位を高めるべく多くの企業で様々な変革が実施されていますが、十分な成果を出せている企業はごく少数です。変革成功を阻害する要因は様々ですが、特に「人」に関する課題が大きいといえます。
チェンジマネジメントとは、その「人」に焦点をあて、変革に対する正しい知識・能力を形成し実行する意欲を喚起することで、変革実現の障壁となる様々な不安・抵抗を最小化し、変革を定着化させ、変革効果を最大化するための手法です。
アビームコンサルティングのご提供するチェンジマネジメント方法論では、変革が始まり実際に効果を出すまでのプロセスを以下の三つの段階に分けて考えています。
<構築段階>:変革の目的を実現するためのあるべき姿を作り上げる段階
<導入段階>:あるべき姿を変革の実施者に伝える段階
<定着段階>:変革の実施者があるべき姿を継続的に実行する段階
それぞれの段階に応じて適切なチェンジマネジメント施策を実施することで、変革を実現し、継続的な効果を出し続ける企業へと導きます。