ABeam Template for SAP BW on SAP HANA導入サービス

インメモリDB最適設計テンプレートとクラウドによる短期導入を実現

ABeam Template for SAP BW powered by SAP HANA(以下ABT for BoH)は、SAP BW(Business Information Warehouse)のアップグレード、SAP HANA化および新規にSAP BW powered by SAP HANA(以下SAP BW on SAP HANA)を導入予定の企業向けに開発されたソリューションです。
アビームコンサルティングは、このテンプレートとクラウドを活用することで短期かつ低コストでのデータ分析高度化を実現し、企業のBI力をより高める支援をいたします。

従来のBI制約事項からの脱却

従来のBIは、管理層以上の分析要件で実装しており、データ粒度もサマリ化することでパフォーマンス要件を満たしていました。
そのため、新規分析項目の追加変更や明細データまでのドリルダウンなどに対する柔軟性がなく、改修費用は高額化していました。
一方、ABT for BoHでは、SAP ERPの標準トランザクションデータ抽出およびSAP HANAの特徴を生かしたSAP BW on SAP HANAテンプレートが事前定義されており、分析の高度化やユーザから求められる変更要求に柔軟に対応することができます。
そのため、シンプルに明細データを保持する設計で、ユーザニーズの変化にスピーディかつ柔軟に対応することで分析要件を高度化し、実務層の求めるデータ粒度にも対応します。

BW・BIの課題と対応策
■課題
パフォーマンス課題(データ更新処理、レポート)
要件変更時に柔軟性なし(改修期間、改修工数/金額)
データ粒度が荒い(明細データ参照不可)
保守工数が大きい(障害対応、調査、帳票増加)
■原因
Disk DB の制約
Disk DB 前提での設計制約
■対応策
インメモリ DB、SAP HANAの活用
ABT for BoHの活用

分析データ粒度とカバー範囲
■従来のアプローチ
経営層と一部の管理層をカバー
■ABT for BoHのアプローチ
経営層から実務層までカバー
■求められるデータ粒度
サマリ→明細

テンプレートアプローチによるメリット

テンプレートとクラウドを活用することで、SAP BW on SAP HANAの短期導入が可能になります。
また、SAP BWのアップグレードなどに伴う既存帳票の整理が困難な場合や、既存BW の保守・改修費を削減したい場合などにおいても、テンプレートを活用することで、既存BW/業務に影響を与えず利用頻度の高い帳票から順次移植することができます。

・事前定義済み帳票を活用してSAP BW on SAP HANAを短期導入
・インメモリの効果を最大限に生かしたシンプルなBW設計
・既存帳票を整理しながらSAP BW on SAP HANA導入を実現

柔軟性の高いBIの構築

ABT for BoHは、主要なトランザクションデータに対するレポートが事前定義されているため、主要レポートがすぐに利用できます。また、最適なユーザインターフェイスと組み合わせて、大量データの高速検索および柔軟性の高いBIの構築が可能です。

ABT for BoH(定義済みレポート:FI、CO、SD、MM)⇔ユーザインターフェイス(SAP Lumira※1、SAP BusinessObjects※2、Analysis、Web Intelligence)⇔PC、モバイル
※1 データ分析の際、データ取得から加工・成形、ビジュアル化、クラウド共有までを行えるツール
※2 個々の業務効率だけでなく、全社規模で生産性を向上できるBIソリューション

ABT for BoHの利用環境

ABT for BoHはクラウド環境、オンプレミス環境のどちらにも対応します。
クラウド環境の場合、SAP BW on SAP HANA環境を現行BI環境と並行して構築し、初期費用を押さえつつ、優先度が高い帳票の移植や無駄な帳票の削減を行います。
自社でのサーバ管理を重視する場合、または既にSAP HANAサーバ購入済みの場合はオンプレミスでの導入も可能です。

■クラウドでの導入イメージ
オンプレミス
既存 SAP BW
利用なし、利用頻度不明、利用頻度高
↑
既存 SAP ERP

↓必要なものだけ移植

新規ABT for BoH

■クラウド利用のメリット
既存BIに影響なし
・既存BWのアップグレードなどはないため、現行業務への影響はない
・段階的にABT for BoHを利用することが可能
既存帳票を整理しながらSAP BW on SAP HANA導入を実現
・既存BWの長期利用により利用者不明の帳票などが多数存在している場合、必要なものから順次ABT for BoHに移植することで、帳票などの整理を実現
プロジェクトの撤退も容易
・効果が出ないと判断した場合などには、容易にプロジェクトを停止することが可能

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