グローバル製造業向け「経営管理モデル」

グループ連結経営からグローバルオペレーションまでを垂直統合する経営管理モデル

今日、連結ベースでの経営管理の重要性はこれまで以上に高まっています。制度会計においては、連結財務諸表を基本とした有価証券報告書の早期作成や、連結財務諸表での四半期報告書の早期作成が求められています。一方、連結ベースで月次や四半期単位での海外子会社を含めた管理会計は多くの企業で行なわれていないのが現状です。
企業のグローバル化が進展した今日、国際会計基準におけるマネジメントアプローチに対応し、財務情報のみならず物流情報などの事業管理情報も対象とした連結経営管理を強化することは、迅速な経営判断を必要とする企業における必須課題となっています。
アビームコンサルティングは連結経営管理強化に関する各種サービスを総合的に提供いたします。

<制度・管理の垣根を越えて、グローバル連結経営の強化が必要>
■ミッションビジョン  
・組織目標 / 計画
▼
・経営モニタリング指標設定
▼
■戦略
・共通制度 / 管理会計
▼
■オペレーション
・KPI測定 
●実際業務

・連結財務情報(予算・実績)
・地域別
・組 織
・事 業

事業管理情報と連結会計情報の連携

グループ経営管理情報の高度化を実施するにあたっては、通常の管理で必要となる会計財務情報のみならず、会計財務情報と連動している事業管理情報についても収集を行い、連携をさせることが重要となります。

●事業管理情報への拡張(事業管理情報(例:製造業))
■目的
・経営管理目的
■サイクル
・日次  ・週次  ・月次
■タイミング
・翌日  ・毎週木曜日  ・5営業日
■対象データ(管理領域)
・実績  ・計画  ・PSI全体  ・生産計画  ・PSI全体  ・製造から販売までの物流情報(数量・金額)
■データセグメント
・地域、会社、事業、品目
■データ加工
・会社によって異なる品目コードを変換処理
■対象会社範囲
・経営管理の対象となる関係会社

●これまでのグループ経営管理情報(連結管理会計・連結制度会計)
■目的
・経営管理目的  ・外部公表目的、法制度準拠
■サイクル
・月次  ・四半期  ・半期  ・年次
■タイミング
・6営業日後  ・10営業日後  ・月内開示
■対象データ(管理領域)
・実績  ・予算  ・会計・ロジ・その他KPI  ・会計・ロジ  ・会計システムからの月次財務情報(PL BS)
・実績  ・予算  ・会計・ロジ・その他 KPI  ・会計システム、子会社からの四半期財務情報(PL BS CF)
■データセグメント
・地域、会社、事業  ・会計基準 / 法令に準拠した外部公表用セグメント
■データ加工
・経営管理目的の簡便的な連結処理  ・連結財務諸表作成基準に準拠した制度連結処理
■対象会社範囲
・経営管理の対象となる関係会社  ・連結財務諸表作成基準に準拠した連結対象範囲

「グローバル製造業向け経営管理モデル」概要

1グローバル連結対応重視モデル
財務実績⇒連結処理 連結財務諸表(制度・管理)⇐財務実績

2事業計画拡張モデル
実績情報⇒財務予算 拠点予算作成 原価管理 経費予算⇐実績情報 
               予実管理  事業シミュレーション
▲
計画データ  SCM収益分析・SCMリスク分析
         需要計画・販売計画・在庫最適化・生産計画
3グローバル生販在統合モデル
製造会社   基幹システム⇔PSI計画/ 実績⇔ローカルPSI計画  <各拠点システム>
↑                   ↓
PSI計画               PSI実績
↑                   ↓
・論理分析モデル層  ・計画データ  ・収集データ  <計画データモデル>
↑                   ↓
PSI計画               PSI実績
↑                   ↓
販売会社   基幹システム⇔PSI計画/ 実績⇔ローカルPSI計画  <各拠点システム>

グローバル共通システム

1. グローバル連結対応重視モデル
複数会計基準の制度連結と管理連結を一致、または融合する仕組みをつくり、マネージメントアプローチへの対応、セグメント(事業、拠点、製品、顧客など)管理および分析を可能にします。
2. 事業計画拡張モデル
全社的な戦略立案から、事業および個社の予算策定、予実対比の業務プロセスと仕組みの標準化・統合により、効率的かつ精度の
高い経営管理を実現します。
3. グローバル生販在統合モデル
販売計画、生産計画、在庫計画の生販在情報と、予算を連動して月次で策定することにより、生販在情報の変動をきめ細かく予算に反映することが可能となり、財務情報と連動した経営シミュレーションが可能となります。

アビームコンサルティングでは、EPM(企業経営管理:Enterprise Performance Management)の製品群としてグローバルで豊富な導入実績を持つ「Oracle Hyperion Financial Management」を軸としたオラクルのパフォーマンス管理アプリケーションを高く評価し、経営管理モデルに合致するソフトウェア製品を利用してシステム構築をしていきます。同ソフトウェアは、オラクルの製品だけでなく他社のアプリケーション製品との連携に優れており、企業の財務、非財務などあらゆる経営情報を統合管理することが可能です。また、柔軟性の高いレポートやシミュレーション機能を活用することで、適確な経営判断を支援します。
各製造業の戦略に合致した、業績評価指標、業務プロセスとルールの整備、それらを支える IT システムの構築を行い、経営管理の高度化を実現し、グローバルにビジネスを拡大する企業を支援します。

*1) 「Oracle Hyperion Financial Management」: グループ経営管理に有効な財務報告書の収集や連結処理、分析を可能にするアプリケーション製品
*2) 「Oracle Hyperion Planning」:事業予算策定とシミュレーションによる影響分析、モニタリングを可能にするアプリケーション製品
*3) 「Oracle Advanced Planning Command Center」:グローバル SCM の全体を可視化して、収益・コスト・リスク・パフォーマンス等の視点で分析・シミュレーションするビジネス・インテリジェンス製品
*4) 「Oracle Demantra」:需要予測に基づく販売計画の作成、利益を最大化する販促計画の作成、またコラボレーションによる需給調整を実現するアプリケーション製品

* Oracle , Oracle Hyperion Financial Management, Oracle Hyperion Planning, Oracle Demantra, Oracle Advanced Planning Command Center は、Oracle Corporation およびその子会社、関連会社の米国およびその他の国における登録商標です。文中の社名、商品名などは各社の商標または登録商標である場合があります。



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