事業継続管理体制整備支援サービス

事業継続計画(Business Continuity Plan:BCP)が注目されています。これは近年、企業の事業継続に多大な影響を及ぼす事象が国内外で立て続けに発生していることに起因しています。
アビームコンサルティングは、事業継続管理(Business Continuity Management:BCM)体制の整備とBCPの策定を支援いたします。

事業継続管理体制整備の必要性

企業が事業継続計画の策定を意識するきっかけとなった2001年のアメリカ同時多発テロ事件以降、重症急性呼吸器症候群(SARS)や国内外において発生した大規模地震など、事業継続を脅かす事象が相次いでいます。
一般的に“事業”は業種・業態を問わず、一企業だけで成立することはほとんどなく、協力会社と連携してサプライチェーンを構成することが多くなります。何らかの災害や事故により自社の事業活動が困難となった場合は、自社だけでなく協力会社の事業活動にも大きな影響を及ぼすこととなり、協力会社の事業活動が困難となった場合は、自社の事業活動も大きな影響を受けます。そのため、サプライチェーン全体を見据えた事業継続管理体制を整備することが重要といえます。
また、企業は情報の共有化や業務効率の向上、コスト削減などを目的として、多くのシステムを導入しています。システムへの依存度が高まれば高まるほど、災害や事故の発生によりシステムが停止した際に事業に与える影響は大きくなります。このような事業活動に影響を与える事象に備え、一日でも早く事業を復旧するために事業継続管理体制を整備することが肝要です。

近年発生した事業継続に係わる事象
2001年 アメリカ同時多発テロ
2002年~2003年 重症急性呼吸器症候群(SARS)
2004年 新潟県中越地震
2005年 ハリケーン・カトリーナ
2007年 能登半島地震、新潟県中越沖地震
2008年 岩手・宮城内陸地震、四川大地震

今後発生が懸念される事業継続に係わる事象
新型インフルエンザ
首都直下型、東海、東南海・南海、中部圏・近畿圏直下型地震・・・

BCP策定前後の復旧スピードの違い(グラフ)

被災からの復旧時間を最小化
被災時の事業継続能力を向上

参考:内閣府『事業継続ガイドライン第1版解説書』

BCPとBCM

一般的に“ 事業継続 ”というと“ BCP ”を思い浮かべますが、災害などに備えたBCPを策定するだけでは、これらの計画は数年で陳腐化してしまいます。アビームコンサルティングでは、BCPを策定するだけではなく、BCPの方針策定から想定シナリオの訓練、BCPの改善までを「仕組み化」したBCM体制を整備・運用することを提案します。これにより、当該企業にとって最適かつタイムリーなBCPを策定することが可能となります。

アビームのサービス範囲
BCM(Business ContinuityManagement)
災害や事故などにより被害を受けても事業を継続させる為に、継続的に維持・管理する仕組み

BCP(Business Continuity Plan)
災害や事故などに備え、事業を継続させるために必要な事項を盛り込んだ計画(書)

事業継続管理体制整備フレームワーク

アビームコンサルティングでは、数多くの内部統制構築・評価支援サービスや様々な業種・業態への各種コンサルティング経験で培ったノウハウに基づき、BCM体制整備のためのフレームワークを有しています。BCPを策定するだけでなく、計画の実効性を高めるための教育やシナリオに基づく訓練の実施、訓練結果を踏まえた計画の改善までを見据えたBCM 体制整備とその運用を支援します。

事業継続管理フレームワーク

Phase-1 計画(本社中心作業)■Plan
・事業継続管理、現状認識

Phase-2 方針策定(本社中心作業)■Plan
・事業継続管理整備、方針決定
・リスク分析
・ビジネスインパクト分析
・対策の検討と事業継続戦略の決定

Phase-3 構築(本社中心作業・全社作業・グループ企業全体作業)■Do
・対策の詳細決定と対応計画・実施計画の作成
・対策の実施

Phase-4 教育・訓練(全社作業・グループ企業全体作業)■Check
・教育実施
・訓練実施

Phase-5 実施・評価(全社作業・グループ企業全体作業)■Act
・点検及び是正措置
・経営陣による見直しと改善


プロジェクト管理(作業進捗管理、関係部門との調整等)
Phase-1~Phase-5

戦略・オペレーション構築
●組織レベル(全社的)事業継続管理・業務プロセスレベル事業継続管理・情報システム(IT)レベル事業継続管理
Phase-1 予備調査、全体計画策定
Phase-2 組織レベル事業継続管理方針策定・プロセスレベル事業継続管理方針策定・ITレベル事業継続管理方針策定、構築計画詳細化
Phase-3 組織レベル事業継続管理構築(本社)・プロセスレベル事業継続管理構築(本社)・ITレベル事業継続管理構築(本社)、展開手順詳細化(見直し)
Phase-3 組織レベル事業継続管理構築(全社)・プロセスレベル事業継続管理構築(全社)・ITレベル事業継続管理構築(全社)、運用計画詳細化
Phase-4 教育・訓練
Phase-5 実施・評価

テクノロジー構築(安否確認システム等)
Phase-1~Phase-5

人的基盤構築(事業継続管理推進、評価組織の確立および人員の育成等)
Phase-1~Phase-5

事業継続管理体制整備プロジェクトの期待効果と成果物イメージ

事業継続管理整備プロジェクトは、企業の事業継続に重大な影響を与える可能性の高い事象に備える事業継続計画の策定と継続的運用のための体制の整備により、事象発生時の復旧の早期化と事業継続能力の向上を実現します。
アビームコンサルティングは、事業継続管理体制整備にかかわるテンプレートを開発しています。これにより、スムーズな事業継続体制の整備が可能です。

事業継続管理の期待効果
・事象発生時の損失の最小化
・供給力維持による顧客離れの防止
・早期復旧による新たな顧客の獲得
・利害関係者からの信頼の確保
・社員の事業継続意識の向上
・重要業務の明確化による投資優先順位の確立

成果物イメージ
事業継続の整備・運用に係わる各種規程、計画書、マニュアル、チェックリストなどの作成と実地導入をご支援致します。

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