ビジネスインテリジェンス導入支援サービス

ビジネスインテリジェンス (BI) とは、企業が KPI(Key Performance Indicator)を用いて企業活動結果を継続的にモニタリングし、目標の修正や再設定を繰り返しながら戦略を達成していく一連の仕組みです。
理想の BI を実現するには、単なるデータウエアハウスや BI ツールを導入するだけでは不十分です。中長期経営戦略に基づいた目標の設定と評価、改善施策の検討・実施、導入後の環境変化に対応する継続的な運用が重要になります。アビームコンサルティングは BI 導入に関する各種サービスを総合的に提供いたします。

BI 全体イメージと特徴

総合的な KPI 管理では、経営層、管理者層、担当者層の各階層が見るべき KPI が相互に関連付けられ、経営 KPI から現場 KPIまでがエンド・ツー・エンドで繋がっていなければなりません。さらに、KPI がマネジメントサイクル(PDCA サイクル)に組み込まれ、経営層、管理者層、担当者層がそれぞれの階層で KPI 管理サイクルを実施することが必要です。BI システムはこの 3 階層それぞれに対して、必要な情報をタイムリーに提供することが求められます。

経営層 ⇒管理者層(マネジメント層)⇒担当者層(オペレーション層)
■KPI
・計画(Plan)
 KPI定義  KPI目標設定
・実行(Do)
 プロセスKPI  KPI予実分析
・評価(Check)
 KPI実績把握
・改善(Action)
 改善効果測定

BI 導入済み企業のかかえる課題

アビームコンサルティングが実施したリサーチによると、BI 導入企業は、その活用度に応じて 3 段階(「可視化」「分析的活用」「戦略的活用」)に分けることができます。しかしながら、BI 導入済み企業 45 社のうち約 9 割の企業が、自社の「可視化」には効果があったと回答していますが、「分析的活用」「戦略的活用」まで実現できていると考えている企業は全体の約 3 割でした。
「分析的活用」「戦略的活用」といった効果を得るには、BI システムの導入だけでなく、活用度向上施策の実施が必要となります。
アビームコンサルティングは、システム導入だけでなく、その後の定着化・活用度向上まで総合的に支援します。

■可視化
・レポーティングの早期化
・レポート作成作業の省力化
・多様な切り口でのデータ参照
・適時でのデータ参照
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■分析的活用
・情報共有による社内コミュニケーションの円滑化
・課題の早期把握による迅速な対応
・問題点の原因究明による適切な対応
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■戦略的活用
・顧客に対する理解の深耕
・効果的な施策の立案
・業務プロセスの改善
・新商品/新サービスの開発

・多様な切り口によるデータ参照  96%
・レポート作成作業の省力化    96%
・レポーティングの早期化     91%
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BI 導入のロードマップ

BI を導入して定着化させるには、以下 ABeam 方法論の 5 つのフェーズで段階的に実施します。それぞれ戦略、業務組織、システム、人の 4 つの観点から作業タスクを定義します。

■ 典型的な作業タスク(例)

●戦略
★計画フェーズ
・会社としてのVision整理
・主要KPI定義
・経営課題の把握
・主要改革ポイントの明確化
・改革ポイントの具体化
★設計フェーズ
投資効果分析
★稼動後サポートフェーズ
・改革効果の算定
・投資効果分析
・KPIの見直し

●業務組織
★計画フェーズ
・現行業務・組織の把握
・将来業務方針の策定
・業績評価との連動方針作成
★設計フェーズ
・必要情報の定義
・レポート・画面定義
・基本業務要件の確認
・管理サイクル定義
★開発フェーズ
業務マニュアルの作成
★テスト・移行フェーズ
・業務リハーサル
・業務・組織本番移行
★稼動後サポートフェーズ
・KPIの継続的モニタリング
・業績評価への連動

●システム
★計画フェーズ
・現行システム機能分析
・システム基盤要件定義
★設計フェーズ
・プロトタイプ検証
・BIツール選定
・システム構成設計
・システム詳細設計
・設計標準の定義
★開発フェーズ
・システム開発・設定
・テスト計画の作成
・移行手順の作成
★テスト・移行フェーズ
・総合テスト
・移行リハーサル
・本番移行
★稼動後サポートフェーズ
・機能変更・追加対応
・稼動後安定・定着度評価

●人
★計画フェーズ
・意識改革取組み方針確認
・意識改革活動方針の定義
★設計フェーズ
・意識改革活動の実行・評価
・教育計画の策定
★開発フェーズ
・操作マニュアル作成
・トレーナートレーニング
★テスト・移行フェーズ
・意識改革活動の実行・評価
・キーユーザートレーニング
★稼動後サポートフェーズ
・フォローアップトレーニング

BI 計画フェーズの進め方

企業のおかれている状況によって計画フェーズの進め方は変わりますが、何も整理されていない場合は以下のような手順で BI の構想を策定します。実行課題が明確な場合は、Step3 の経営課題抽出から開始します。

Step 1 企業Visionの作成
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Step 2 企業戦略の確認
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Step 3 経営課題の抽出
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Step 4-1 現状プロセス・指標分析    
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Step 5-1 プロセス・ビジョン作成        
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Step 6 プロセススコープ決定
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Step 8 プロジェクト憲章作成

Step 4-2 システムアセスメント
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Step 5-2 あるべきシステム像定義
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Step7  実現のためのロードマップ作成

<計画フェーズのポイント>
・トップの管理面での政策方針を具現化
・各階層の管理および戦略追行ニーズに沿った「見える化」の構想作り
・次の段階で実行する個別事業の方針に沿った管理面諸施策の実行支援
・KPIの体系化

■ KPI 体系化の例

■ KPI 体系化の例


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