シェアードサービス導入フレームワークと短期診断サービス

アビームコンサルティングは、海外を含めシェアードサービスの導入支援を数多く行ってきました。
また、シェアードサービスを既に導入している企業に対して大規模なリサーチを行い、導入実態の分析と改善策の研究を行いました。
シェアードサービス導入時に陥りやすい課題や導入が進まない原因など、日本でのシェアードサービス導入の困難さを踏まえたうえで、豊富なベンチマーク値を活用して、現実的なコンサルティングサービスを提供いたします。

シェアードサービス導入のフレームワーク

改革によって生じるリスクを最小化しつつ、確実に目的を達成するためには、実績があるフレームワークに則って計画的にプロジェクトを推進することが重要です。
アビームコンサルティングでは5つのフェーズで段階的に導入します。

Plan & Designing
Operation
5つのフェーズ
基本構想フェーズ
設計/ 開発フェーズ
パイロットフェーズ
導入フェーズ
評価/ 改善フェーズ
5つの視点
戦略・目的の視点
業務プロセスの視点
システムの視点
組織・要員の視点
プロジェクト管理の視点
基本構想フェーズ
シェアードサービスの導入目的と将来像(業務プロセス、システム、組織、要員)、および投資対効果を明確にします。また、段階的な拡張を実施するうえでの全体のマイルストーンを明確にします。
設計/ 開発フェーズ
実行計画をもとにパイロットのシェアードサービスセンターを立ち上げる準備を行います。コア要員の追加選定や人事異動、ファシリティの構築、ITの開発などを行います。また、プロセスの詳細化も進めます。
パイロットフェーズ
実際にシェアードサービスセンターを立ち上げ、限定された範囲の企業および業務でパイロットを実施します。この段階で問題点を解消しておくことが重要です。また、業務の負荷分析と要員見積の精度を上げます。
導入フェーズ
導入計画に基づき対象範囲への円滑な導入を行います。
評価/ 改善フェーズ
当初の改革目標に対する評価を行い、改善点や更なる改革目標を抽出します。

アプローチ

戦略・目的、業務プロセス、システム、組織・要員、プロジェクト管理の視点から、整合性を持った効率的なアプローチを用いてシェアードサービスの導入を実現していきます。

基本構想フェーズ
設計/ 開発フェーズ
パイロットフェーズ
導入フェーズ
評価/ 改善フェーズ
戦略・目的
導入目的の設定と到達目標の設定
範囲と対象、およびSSCモデルの決定
KPIの具体化と導入展開方針の決定
SLA整備
シェアードサービス 導入・展開
SSC収益管理とサービス対象拡張
業務プロセス
業務プロセス分析
BPR 方針決定と標準業務モデルの定義
サービスレベル定義
将来業務プロセスの詳細方針
パイロット導入テスト
サービスレベルの測定と改善
システム
情報システム現状分析
システム基盤の選択
ソフトウェアの開発とカスタマイズ
システムとデータの移行
システムの安定運用と機能拡張
組織・要員
業務組織の調査・分析
業務と組織の再定義
チェンジ・マネジメント計画の立案
SSCの拠点と人材の選択
組織統合と人員集約化の実施
継続的なトレーニングとマニュアル化
SSC組織運営と人材育成
プロジェクト管理(進捗管理・課題管理・リスク管理)
(*SSC:シェアードサービスセンター)

サービスの特徴

シェアードサービス短期診断サービスとは、① 新規にシェアードサービス導入を検討している企業 ② シェアードサービスを導入したが、想定効果が出ていない企業に向け、短期間で方向性を示し、意思決定の判断材料を提供するためのパッケージサービスです

新規導入を検討中の企業が抱える悩み
・どのように進めればよいかわからない
・グループが小規模なため効果に疑問
・検討工数やノウハウ不足で検討が進まない
・組織の壁や抵抗勢力が多い
SSC 設立済みの企業が抱える悩み
・思うように導入会社を増やせない
・コストが下がらない
・社員のモチベーションが低下している
・ベンチマーク不足で目標設定が困難
特徴
意思決定の判断材料提供
ベンチマークの活用
短期間かつ低コストでのサービス
テンプレートの有効活用
内容
シェアードサービスを新規に導入すべきか、既存のシェアードサービスをさらに押し進めるべきか、という意思決定に必要な資料を提供
大規模なシェアードサービス導入会社に対するリサーチ結果に基づく豊富なベンチマークの活用
数ヶ月かけて行う基本構想のタスクの中で意思決定に必要とされるタスクを適切に抽出し、わずか6週間で高品質なレポートを作成
プロジェクト全般にわたり、これまでに他社で実績がある汎用的なテンプレートを活用することで、効果的なプロジェクトの推進が可能

サービスの内容

シェアードサービス短期診断サービスは新規導入向けと設立済み企業向けがあり、アンケートやヒアリングを中心に現状調査を行います。将来モデルおよび改革テーマは、現状と本来あるべきシェアードサービスとのギャップから抽出します。
主な成果物は「アンケート結果分析」「課題一覧」「改革施策一覧」「投資対効果分析」「実行計画」などです。

Plan & Designing
Operation
診断フェーズ
基本構想フェーズ
計画/ 開発フェーズ
パイロットフェーズ
導入フェーズ
評価/ 改善フェーズ
新規SSC設立診断
新規SSC導入のために現状分析、最適なSSC の将来像と実行計画を策定
基本情報収集
キックオフ
アンケート
ヒアリング
将来モデル検討
中間報告
投資対効果分析
実行計画策定
最終報告
既存SSC改善診断
既存SSCの現状分析から課題を抽出し、今後の改善プランを策定
キックオフ
アンケート
ヒアリング
将来モデル検討
課題整理
改革 / 改善案
中間報告
投資対効果分析
実行計画策定
最終報告
課題整理 作成

リサーチレポート

日本型シェアードサービスの成功要因 ~導入企業ベンチマーク分析~
国内の主要企業に対してシェアードサービス導入の実態調査を行い、導入効果を上げている企業と上げていない企業とではどこに違いがあるのか、導入するにあたって重要なポイントや陥りやすい落とし穴はどこにあるのかなどについて調査・分析を行いました。
これに基づき、日本型シェアードサービスの成功要因を導き出しました

調査概要
約50社のシェアードサービス導入済み企業に対して、シェアードサービス導入の概況、展開状況、目標達成度、削減効果、プロジェクト推進方法、業務プロセス、人・組織、システム、運営状況などについて詳細に質問し、シェアードサービスの導入実態を把握。
調査レポート概要
・シェアードサービス導入の実態
・削減効果と進捗状況
・シェアードサービス成功度分析
・成功企業を不成功企業の比較・分析
・ベストプラクティス分析
・回答企業のポジショニング分析

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