

途上国の子どもたちに教育の場を届ける世界的なNGO団体Room to Read(代表:ジョン・ウッド、以下:ルーム・トゥ・リード)は、世界中で現在8億人以上ともいわれる読み書きのできない途上国の子どもたちに対し、学校や図書館といった教育施設を提供するために、1999年当時、マイクロソフトのエグゼクティブであったジョン・ウッド氏が設立した組織です。
2007年に発売された同氏の著書「マイクロソフトでは出会えなかった天職」(ランダム講談社)はベストセラーとなり、日本でも広く知られるようになりました。
ルーム・トゥ・リードの大きな特徴は、慈善活動に関して、ウッド氏がマイクロソフト時代に培った「ビジネス」の考え方を取り入れている点です。
それは、活動の成果や支出の内訳を詳細な数字で管理し、人件費などの運営コストを抑え、実際の活動に最大限の投資をする、といったポリシーにも表れています。
アビームコンサルティングでは、アジア発のグローバルコンサルティングファームとして、ルーム・トゥ・リードへのサポートを通し、アジアの国々の子どもたちへの教育支援を積極的に行っていくとともに、コンサルティング業務で培ったビジネススキルをルーム・トゥ・リードの活動運営に役立てたいと考えています。
主な活動・協力内容は以下の通りです。
(1)法人寄付金50,000米ドルの提供日本企業初のコーポレートインベスターとして、2008年度より継続して50,000米ドルを寄付しております。
2008年度はこの資金でベトナムの子供たちへ11台の移動図書館「モバイルライブラリー」を、2009年度はベトナムにおいて女子奨学金と小学校建設、そしてネパールの図書館を支援しました。2010年度はネパールへの寄付を決めています。
社員福利厚生制度「カフェテリアポイント」(※1)や募金箱などの方法で有志社員からの寄付を継続的に募り、集まった資金で新たな教育の場を提供していきます。
(3)オフィススペースの提供ルーム・トゥ・リード東京チャプターの会合「ビジネスディべロップメントミーティング」の場所として、アビームコンサルティングの会議室を毎月提供しております。
(※1)カフェテリアポイントについて
福利厚生制度の一環として毎年4月に社員に付与されるポイント
ルーム・トゥ・リードの共同創設者であり、CEO(最高経営責任者)であるエリン・ガンジュ氏が、2010年11月10日(水)にアビームコンサルティング本社オフィス(東京・有楽町)を訪問し、当社の支援活動に対する感謝の意を表されました。当社からは岩澤社長とCSR部の社員が会談に出席し、ガンジュ氏をお迎えしました。
会談では、創設10周年を迎えたルーム・トゥ・リードの今後の活動展開、寄贈された図書館・学校の運用やアフターケア等について具体的な話がなされました。今回の会談は短時間ではありましたが、当社とルーム・トゥ・リード相互の信頼関係を深める機会となり、今後の継続的なパートナーシップを確認し合いました。
当社は日本発、アジア発のグローバルコンサルティングファームとして、ルーム・トゥ・リードへのサポートを通し、発展途上国の子どもたちへの教育支援を積極的に行っていきます。
「次代を担う子供たちが、教育を受けられないことで貧困から抜け出せない現実が世界には存在しています。
何か手助けができないものかと考えておりましたところ、ジョン・ウッド氏の著書と出会い、支援のネットワークに参画する機会を得ました。当社の社員がRoom to Readの活動主旨に賛同し、自主的に行動を起こしていることを大変嬉しく思います。」
代表取締役社長 岩澤 俊典